新人介護職員さんへのアドバイス 01

新人介護職員さんに読んでほしいブログです。
この記事を読むことによって、いち早く先輩職員さんとの人間関係が構築されます。
初めて介護の仕事をされる方、初心者介護職員さんに向けての心の持ち方についてのアドバイスの記事です。

まぁ明日から初めて施設で仕事をするけど不安しかない( ;∀;)

リラックスして仕事を始める方法はないかしら?

そんな不安に押しつぶされそうな方に、介護職を10年以上経験してきた僕から少しでも不安を取り除けたらいいなとこの記事を書き始めました。

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まず勤務初日、職場につきました。
という所からスタートしていきましょう。

最初に朝礼や申し送りなどで自己紹介をすることが必ず求められます。
その時点で、どのような人なのかを中堅からベテラン職員さんは把握します。

自己紹介のポイントは
・笑顔を忘れない
これは大切です。大切なのは中身なのよ!って考えは捨ててください。
あなたは今日からこの施設では1番下の見習いとして、しばらくは働くわけです。
ガチガチに緊張して能面のような無表情、相手を威嚇してしまうような目つきは特に印象を低くしてしまいます。
毎日出勤前に鏡をみて微笑みを作る練習をすることをおススメします。
これは職員同士、利用者との接遇にも関わってくる重要事項です。
微笑みを忘れずに自己紹介をする練習をしましょう。
マナー講習では7割から8割咲きの笑顔と説明されます。

・はっきりと自分の名前をフルネームで
声の大きさなどに配慮して聞いてくださる先輩方や上司に、はっきり聞こえるような声を出しフルネームで答えましょう。
同じ苗字の方も見えるかもしれません。
その時は施設では下の名前で呼ばれる事が多いパターンです。
フルネームが最適です。
朝ならば
「おはようございます」といった後に一礼。
11時を過ぎていれば
「こんいちは」といった後に一礼。
時間にあった挨拶をしましょう。
言葉を出した後に一礼をするのがポイントです。
利用者の中には会社や団体などで上位職に就いておられた方も沢山います。
必ず指摘を受けてしまいますので。
挨拶の言葉を出してから一礼という事を忘れないでください。

・セリフの例を何個か紹介します
おはようございます( 一礼 )。
〇〇( フルネーム )と申します。本日からお世話になります。
介護の仕事は初めてですが、1日でも早く独り立ちができるように努力をします。
よろしくお願いします( 一礼 )。

おはようございます( 一礼 )。
〇〇( フルネーム )と申します。
介護の経験は初めてです。
先輩方に教えていただいた事を早く吸収して、皆様のお役に立てるよう努力してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします( 一礼 )。

ポイントはあまり長くならない事、朝礼や申し送りの間は1人いない状態で先輩がユニットやフロアを回してくれています。
1秒でも早く現場に戻っていただけるように配慮しましょう。

この例文を基本に自分でアピールポイントなどを手短に加えても良いでしょう。
ですが、シンプルでさわやかで清潔感がある容姿で、しっかり挨拶をしても面接ではないのでアピールポイントを自慢してしまうと、恐怖のお局様に目を付けられてしまう可能性があります。
手短にさわやかに自己紹介をしましょう。

自己紹介が終わると担当の先輩職員に付いて担当の現場にいきます。
その際にメモ超をすでに出しておき、いつでもメモがとれる状態にしながら現場まで行きましょう。
現場に行きがてら、タイムラインや本日の同行職員の名前を言ってくれたりするのでメモしておくことで同行職員さんの名前を間違えるという失礼を避ける事に加え、初日から名前を呼んでもらえる事で同行職員の教育意欲も湧いてくる効果があります。

現場についたら利用者さんの紹介や、ユニットに何が配置されているかなど詳しい説明をされると思います。
先輩に一言
メモを取らせてもらっても良いですか?
と聞いてから説明を受けると印象も好意的になります。

人の命を預かっている場所なので1日でも早く1人で仕事ができるように、メモを取る姿勢は大切です。
もしメモに書ききれない場合は、隙を見て書き足しておきましょう。
聞き取れなかったり、分からない場合は恥ずかしがらず、ビビらずに
「もう一度お願いします」
と断りを入れて説明を再度受けてください。
ここで分からないまま聞き流してしまうと、分かったフリという状態で仕事をする事になりますので絶対に聞き逃したら再度説明を受けるようにしましょう。

ある程度仕事の内容説明を受けたら実際に動いてもらう事になるのですが、先輩職員のパターンをいくつか例に挙げていきます。
そのパターンにはまるように仕事を進めて行けると緊張も少しはなくなると思うので参考にしてみてください。

・常に同行してくれて、なぜこうするのかを説明しながら仕事をやって見せてくれるパターンの先輩

次回以降は
私見てるからやって見せて下さい」
という事になります。
コツとして全てに当てはまりますがメモを取りながら聞く。
メモを取るポイントはなぜ?というという説目をメモしながら、行動を見ましょう。
メモを取る事に集中しすぎて行動を見逃さないようにしましょう。
全てのパターンに当てはまる事ですが、必ずポイントで「はい」と返事をしましょう。
説明をしっかり聞いてるかを返事で評価されています。

・いきなり「これやってみてください」という先輩のパターン

ほぼ利用者の介助をいきなりさせる事はなく、掃除などの環境整備をしてもらう事になると予想されます。
日頃の生活がもろにでますので、丁寧にやる事を心がけましょう。
どれくらい生活環境を整えられるか、清潔不潔の観念を見られます。
やってもらった後に、
「これはこうすると効率が良いよ」と教えていただけるので、要点をメモしましょう。
効率、速さは後からついてくるのでまずは、一つずつ確実に終わらせる事に集中しましょう。

・利用者とコミュニケーションをとってもらっていいですか?と言われる先輩のパターン

話しやすい利用者の名前と特徴を教えていただけるので、まず目線を合わせ、挨拶をして自己紹介をして、どこから通っているかを話してから敬語でお話をしていきましょう。
コミュニケーション能力を見られているので、聞きたいことなどがあれば一度に沢山の質問をするのではなく、一つずつ質問をしながら傾聴する姿勢を大切にしましょう。
自分が話をする場合は、季節の事柄や当日の天候の事など、その場で理解できるような内容を話すことが無難でしょう。

僕が経験した先輩の教え方のパターンは、だいたいこの3パターンでした。

同行職員が1人の場合は、その職員さんの勤務パターンに合わせて勤務を組んでもらえるのですが、毎日同行者が変わる場合はこの3パターンの教え方になってくるので、要点をおさえて仕事を覚えていきましょう。

職員ごとにやり方が違う場合がありますが、臨機応変にこの職員がいる時はこのやり方でと対応しておけば色々なやり方や考えがあるんだなと知る事ができます。
介護職の業務は多岐にわたりますが、基本は徐々に対応のボキャブラリーというか引き出しを増やしていくという事が要点になるので、一つの意見に凝り固まらずに、まずは教えてもらった通りにやる。
慣れてきたら自分なりにアレンジを加えてみる事(もちろん教育期間が終わった後)も大切です。

一度にまとめると非常に長くなるので、まずここまでにして次回へ続ける事にします。
ご完読ありがとうございました。