2019-03-28 自宅介護へ向けての覚悟 父が親父キャンディーのブログを書き終えたと同時に、救急搬送されました。病名は慢性骨髄性白血病でした。正常値の40倍の白血球の数値が出ており、いつ血栓などが出来て亡くなってもおかしくない状況でした。1年程前から体調不良を訴えてはいたのです。戦後間もなく生まれた人のあるあるらしいのですが、少し位体調が悪くても放っておけば治る。という育てられ方をされ病院受診を嫌う人が多い世代なのだそうです。なので予防医学の観点からみてアドバイスをくださった方々の声を書いてみようと思った次第です。60歳以上の方に実践していただければ幸いです。1.いつもの体調を把握しておく毎日決まった時間に血圧・脈・体温(以下バイタルと記述)などを記録しておく事が重要です。体調不良になってからでも良いと思うのですが、毎日決まった時間に測定する事によって<いつも>の状態を知る事が出来ます。そしてバイタルの数値が大きくなったり少なくなったりした場合は、<いつも>の状況と違うので、ご本人でどこか具合の悪い所はないか振り返りをしてもらう事が大切です。そして具合が悪ければ早期受診・早期発見・早期治療する事によって、医療コストも下がります。動けなくなるくらいに体調が悪くなる前におかしいなと思ったらかかりつけ医にて受診をしてください。定期的に健康診断なども受けておく事も大事です。2.自分の持病を把握しておくご自身の病歴をなるべく詳細に思い出しこれも記録される事をおすすめします。必ず以前患った病歴や手術歴を聞かれるので〇年〇月に〇〇の手術をした。という事を思い出し記録して受診の際いつでもドクターに見せれるようにしておくのがベストです。そして<お薬手帳>は必ず受診の際は持参してドクターに見てもらいましょう。お薬の飲み合わせによっては薬疹などの副作用が出るので必ず<お薬手帳>を見てもらいましょう。3.うがい手洗いを確実に行う外出して自宅に戻ったら必ずうがい手洗いを習慣づけることにより、細菌からの感染をかなりの割合で減らす事が出来ます。特に薬などの副作用で免疫が落ちている家族とお住まいの家庭に住まれている方は季節を問わず手洗いうがいを心がけてください。そしてご本人にもうがいを食事前後、起床・就寝前に行ってもらう事で、細菌などの感染リスクを減らすことが出来ます。4.バランスの良い食事を心がける最近はインターネットなどでも食事の際のカロリー換算表などを見ることが出来るのでカロリー制限のある方や塩分制限のある方はそちらを見ていただければ食事ごとのカロリー計算が簡単に出来ると思います。塩分制限のある方については裏技があります。例えば1日8gの塩分制限のある方の食事を作る際は、8gを3食で割ると2g程しか使えません。なので塩を8g皿に盛り塩を舐めてもらってからお粥・おかずなどを食べてもらう事で後どれくらい今日は塩を使えるのか目視で判断できるのではないかと感じます。そして3大栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質をバランスよく食べていただける事が大切になってきます。もし分からないことなどがあれば病院などで栄養相談を受けられる病院もあるので、すすんで受けられる事をお勧めいたします。5.口腔ケアは健康維持への入り口うがいのカテゴリと少し被りますが、口腔内の清潔は命を守る為の初めの一歩と考えてください。入れ歯などの方は毎食必ず入れ歯を外して、うがいを行い入れ歯を綺麗に磨いてください。そして就寝前は入れ歯洗浄剤で夜間除菌をしてください。入れ歯の無い方で全く歯の無い方や歯の少ない方でよく噛むことのできない方は、食べ物を丸呑みすると消化にも悪く臓器にも負担をかけ新たな病気を作る源になってしまうので、少し手間はかかりますが、食材を刻んで消化のしやすい状態の食事形態をお勧めいたします。出来れば自分に合った入れ歯を作り、しっかり噛んで食事をとる事により脳にも刺激を与えることによって認知症の予防にも効果がある事がわかっています。まだ書き足りない事が沢山あるのでシリーズ形式でブログを綴っていきます。ご完読ありがとうございました。