日本は本当に人手不足なのか?
今日Twitterをしていて人手不足のツイートを
見た時に感じた事を綴って見ます。
まずは求職者と企業とのマッチングが噛み合ってない問題。
僕たちアラフォーの世代は就職氷河期で面接に行っても超圧迫面接で、うつ病になってしまったり外道の道に外れてしまう人が多かったように感じました。
面接に行っても現場を見学させてくれずに入社後とんでもないブラックな現場を経験した猛者もいます。
その猛者は2年間ひたすら耐え続けて、
上司のミスをキッカケに内部告発によりブラックな現場を改善してガラス張りに近い現場に作り直しいまや中堅幹部社員として、
その企業を技術の面で支える人物となっています。
こういう話はマレにあるのですが、
当時の就職活動は根性論に人格否定にどれだけ耐えていけるのかが採用されても続けて行くミッションになっていました。
それでも裏技を使う人も沢山いました。
いわゆる親を使ってのコネ入社。
親のいる会社に推薦という形で入社する。
正直羨ましかったです。
中小企業でも25年位前はIT革命前夜だったので先見の明がある経営者はPCルームを作っていたり時代の波に乗り遅れないように常に設備投資を行っていたように感じました。
僕はバンドでメジャーデビューを目指していたので非正規雇用の道を選びました。
バンド活動はライブの日程がいつ入ってくるか分かりません。
なので非正規雇用の派遣社員となり派遣会社の担当者にその事を伝えると現場の上司に伝えてくれて、よほどの突発休暇でない限り怒られる事はありませんでした。
むしろ担当者はメジャーデビューしてくれればウチの派遣会社からメジャーデビューを目指しているBANDマンの採用のキッカケにもなるし応援出来る。
とてもポジティブに考えていただける担当者でした。
その派遣会社には約4年いました。
当時の労働派遣法は3年同じ職場で働いていれば受け入れ会社側は本人の希望があれば正規雇用しなくてはいけないと決まっていたと思います。
しかし3年経ち正規雇用について話し合いを行うと今月から2ヶ月ごとの更新と、
請負事業者としての契約になります。
受け入れられない場合は契約解除とします。
と通告されました。
3年間同じ仕事をして国民健康保険や市県民税を払い、実質賃金はもちろん正社員の方が良い。
何より悔しかったのはボーナス月。
だけど現場の上司の3年待てば大丈夫という言葉を信じてきた事が見事に崩れてしまった。
その現場の上司も部署異動となり、
新しい上司は何回も幹部職に頼み込んでくれましたが、請け負いが出来る仕事は正社員がやる必要はない。
これからは技術開発の人材を積極的に採用していく。
との告知がありBANDでとにかくメジャーデビューする事と、
じゃあ今やってる現場は請け負いでまかなえるならと、
派遣会社の担当者に話をして僕の担当していた部署ごと請負契約出来るように持ち込みました。
4年在籍させていただいてBANDも解散して、
契約満了で退社しました。
そして製造業で始めての正社員になるのですが…
色々訳ありで介護職へ転職する事になりました。
転職初月の給与をみてビックリ!!
すぐに転職しました。
仕事の業務量に賃金のミスマッチ。
そして福祉に利益はタブーという風潮もありました。
この風潮も段々風向きが変わって来ているので安心していますが。
今問題になっている80:50 問題。
アラフォー、アラフィフの引きこもりが非常に多いようです。
国会議員減らしてこういう方達の就労支援に税金を使えば、社会復帰を果たし更に税金も確実に納めてもらえるようになります。
厚労省や自治体はこういった問題に積極的に関わって行くべきだと思います、
情報弱者の家庭もあります。
ラジオ、TV、新聞広告などに就労支援制度活用の方法も出し広く認知してもらう事によって求職と企業のミスマッチを防ぎ社会復帰をする人が増えれば人材不足は解消できます。
特に医療機関、介護職に関しては命に関わる問題です。
もっと教育機関を整備して国のバックアップを手厚くする事が必要です。
非正規雇用も問題です。
日本の大手派遣会社の会長職に、
竹中平蔵氏が居座っています。
派遣会社は正直もっと少なくして、直採用を増やさなければ派遣会社に搾取されてしまう方を増やすばかりです。
ハローワークの職業相談でも35歳過ぎて派遣会社に入ったら抜け出せなくなるよと警告をもらいました。
まだアメリカやヨーロッパの様な専門職派遣と言う概念が引き受ける企業にはない。
はっきりと理解力をワザとないように見せているのだと本を読んでも書いてありました。
なので日本の人材不足についてもう少し調べて詳しく書いていく所存です。
ご完読ありがとうございます!!