緊急提言!!燃え尽き症候群とキラキラ介護士とお局介護職員の関係性

新人介護職員さんに読んでほしいブログです。
この記事を読むことによって、いち早く先輩職員さんとの人間関係が構築されます。
このブログは教科書や参考書に載っていない、リアルな老人施設介護の内容を新人職員さんに出来るだけ分かりやすく言語化して記事にしています。
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今回は介護職員の「燃え尽き症候群」(バーンアウト)についてを記事にします。

このようにTwitterで発信させていただきました。
なぜ、新人介護職員は長続きしないのか?
僕が10年以上介護職を経験して感じたことを、回想録と共に書いていきます。

まず一番最初に感じたことは自分の思いと同僚、上司、施設の理念が離れている。
施設の理念が介護現場に反映されていない。
という事が頭に浮かんできます。

何か課題が発見されて、それに向かいアセスメント( 利用者のニーズ )を探り、モニタリング( ケアプランに沿った支援、サービスが提供されているか )を行い、ケアプランを改善して、支援とサービスを実行していく時に、施設の理念を元にケアプランを改善していくのが本来の施設介護の在り方なのですが、介護職員の個人の主観が強く施設の理念とかけ離れてしまう場合に、ケアプランに基づく施設の支援、サービスの域を超えた過剰な利用者への介入が多い事が原因の一つだと考えています。
本来はケアプランや個人サービス計画書などの紙の情報を元に動く事が施設として求められている事なのです。

老人介護施設のサービス提供の基本や理念は、自立した生活を利用者が選択して、どうしても身体的に認知症などによって生活に支障が出てしまう部分を支援していく事が必要であるという施設がほとんどです。

過去に施設介護の勉強会をほかの施設の職員達と連合で行い、認知症ケア専門士になるにあたって課題の単位をいただけるという所まで発展させた施設管理者さんのセミナーに参加しました。

施設介護で起こる一番の問題として、ケアプランを見て個人サービス計画表に基づいて現場が動いていない事を挙げていました。
施設介護というのは多職種連携と言って、介護職、看護職、医師、生活相談員、ケアマネ、リハビリ療法士などと連携して報告・連絡・相談を行っていく事でモニタリングとアセスメントを行い、利用者への安心・安全なサービスを提供する事が必要と言われていました。

実際現場ではどうでしょう?
施設ケアマネがケアプランを更新したという報告があり、それを読み理解して周知徹底していく事ができているでしょうか?
ケアプランを元に介護職が個人サービス計画表を作成して、その内容に沿って援助をしていく事が基本であります。

その基本が守られていないユニットやフロアでは、介護職員の勝手な判断により利用者に過剰な介助を行ってしまった結果、身体機能( ADL )、生活の質( QOL )を下げてしまい、認知症も進んでしまうことによって介護職員が更なる介助をしていかなくてはならない状況になっている施設を色々な施設を渡り歩いた僕は見てきました。

ケアプランに基づく個人サービス計画書を理解せずに利用者の介助にあたる事は、大変危険な側面も持っています。
キラキラ介護士と言われる介護職員によくみられる事例として、過剰な介助をしていしまう。
これはこうあるべきという凝り固まった自分の理想を並べてたて、自分の自己肯定感と承認欲求を満たしている介護職員の事を僕はキラキラ介護士と呼んでいます。

ケアプランや個人サービス計画書に記載されていない必要以上の介助やサービスをキラキラ介護士やお局介護士に強いられる事により、新人未経験介護士の多くは3か月位で燃え尽き症候群を発症して、
「私には介護職は向いていません。退職させていただきます。」
という流れで、貴重で大切な新人未経験介護職員さんは辞めていきます。

キラキラ介護士やお局介護職員はそれらの人を辞めさせる事によって、自分の職場での地位を守っているのが現状の介護現場の実情ではないでしょうか?
お局介護職の多くは無資格でただその施設での勤続年数が長いという理由で自分で暗黙のルールを作りケアプランや個人サービス計画書を無視した仕事をしています。
そして人手が足らない、仕事が回らないのは自分の思想や行動であるにも関わらず、上が悪いやあの人が悪いと標的を決めて、イジメなどパワハラモラハラなどあらゆる手段を用いて新人未経験介護職員を辞めさせていくのです。
そして、お局介護職員やキラキラ介護士の普通を押し付けられていく事によって、本来尊重されなくてはいけないケアプランに沿った個人サービス計画書を行うことができないばかりか、利用者との関わりの他に環境整備や介護記録などのルールがお局介護職員やキラキラ介護職員のルールで暗黙の了解が増えていき、新人未経験介護職員さんが心身ともに燃え尽きてしまうのです。
このような状況では、せっかく運営側が作ってくれようとしている働きやすい職場を、自分達だけが働きやすい職場になるようにするでけで新人未経験介護職員さんは働きにくくなり介護職事態を苦手と捉えるようになり辞めていかれる事も原因の一つです。

自分を守るのは自分です。
アンガーマネジメントという怒りをコントロール手法が現在注目され、介護職の内部研修でも課題として挙がる事が多いです。
その中には利用者の虐待防止についてや、利用者に怒りを感じてしまった時にどう対処するかを中心とした講義になってしまい、職員間でのアンガーマネジメントは講義の対象にはなっていない事がほとんどです。
理不尽な要求をされた時にどう対処するかは、現状自己責任となってきています。

僕が行っているパワハラモラハラ対策として行っているのは、そのような場面に遭った時に、メモをします。
メモの内容として残しておくと有効なのは、
・いつ?
・どこで?
・誰が?
・何を言ってきたか?、してきたか?
を具体的にメモをして記録しておきましょう。


最近の介護施設におけるパワハラの裁判などでも、上記のようにメモをしておくだけで証拠として採用されます。
労働基準監督署に相談に行く時もそうです必ずメモを取って、パワハラモラハラを加えてくる職員に対して鉄槌を浴びせましょう。

奥の手ですが、怒りたい時に怒る事は自分の不安や感情を知ってもらう手段としても有効に使えるので、あまりに理不尽な場面に遭遇した時は怒りを持って自分を守りましょう。

精神疾患やストレスによる身体の不調に陥っても、同僚や職場の理解を得られることは少なく退職奨励されたり期日前退職勧告などを行い職場からいなくなるように仕向けてくる場合もあります。
そういった状況になってしまえば、自分ばかりに負担が押し寄せ、誰も助けてくれない、公的機関の援助は受ける事ができないなど生活にも支障をきたしてしまいます。

今一度言います。
自分の身を守れるのは自分自身です。
僕のTwitterアカウントにDMで悩みを相談してきていただいても構いません。
一緒に痛みや苦しみを解決していきましょう。
ご完読ありがとうございました。
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新人介護職員さんへのアドバイス 05

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今回の記事は介護現場における食事の際の注意点を記事にしていこうと思います。

この記事を読んでいただいている皆さんは、外食に行った際にこのお店にまた来たいと思うようなレストランや、お店はありますか?
僕はまた来たいなと思うお店の特徴として、
・清潔感がある
 ( 机、調味料などが清潔に保たれている、床に汚れがない )

・店員さんの接客対応が気持ち良い

・提供された食事の盛り付けがキレイにされている
 ( 箸やフォーク、スプーンなどがキレイである )

・提供された食事が極端に熱すぎない、冷めていない

・食事の途中などで、飲み物のおかわりはいかかがですか?と聞いてくれる

・食事をしっかり食べ終えてから、確認して下膳してくれる

・下膳した後の机を拭いてくれる

だいたいこんな感じのお店が、また来たいな思わせてくれる飲食店の接遇です。
もちろん提供されるお食事が美味しい事は言うまでもありませんが(;'∀')

老人介護施設において食事を提供する際にも僕は上記に書いたような接遇を心がけています。

それに加えて気を付けている事は、食事の際に使う道具、はし、スプーンフォークなどその利用者の身体状況に合わせて、どの道具が良いかを考えます。
そして食器なども何が入っているかしっかり確認できるような状態の食器やお盆を使うように提供しています。
更に食べこぼしがあり、服を汚されてしまう利用者はエプロンやタオルなどを使用して、服の汚れを防げるようにします。

ほとんどのフロアやユニットでは、あらかじめ誰がエプロンをつけるか、はしやスプーンは誰が使うかなどを決めていると思います。
決まっている指示書などを確認して配膳しましょう。

次に老人介護や身体障害者介護では食事形態に気を付けます。
・常食 ( 通常の状態で提供する )

・一口大 ( 主菜などを一口で食べれる大きさにカットする )

・刻み食 (荒刻み、刻み、極刻み )

・ソフト食 ( ほとんど噛まずに舌で潰せるくらいにしてある状態 )

・ミキサー食
( ムース状、ゼラチン状など 、嚥下状態の低下している利用者向けの食事形態)

大きく分けてこの4つの形状から利用者の食事状態に合わせて提供されます。

後に記事にしますが、トイレ介助の際のパッドサイズの選び方やトイレに案内する時間などにも記載しますが、飲んでいるお薬も含めて、食事形態も必ず周知しておかねばならない事の一つです。
食事形態を守らずに提供する事によって、むせ込みや窒息など利用者の生命に関わる事態となります。

最近でも特養で一人で部屋で食事をしていただいていた利用者が、5分後に確認に向かい訪室した所すでに窒息して亡くなっていた。
という事例があり食事を担当していた職員が見守り不足で死に至らしめたという事で有罪判決を受けています。

この事例のように1分でも目を離していると、窒息して命を落とす危険が十分にあるのが、食事の時間です。
なので利用者には楽しみで大好きな食事も、職員にとっては命を落とすかもしれないという危険を考えながら、見守りや一部介助をしていく事が必要です。
自分が加害者とならないようにリスク回避をしていく事が、自分の身を守る事になります。
なので早く食器類を片づけたいので、「早く食べて」という声かけ、食事が止まっている利用者に対して「全部食べて」という声かけをしている職員がいたら真似をせず、
逆に「ゆっくりお召し上がりください」や
「食べれる分まで食べていただければ無理しなくても大丈夫ですよ」
という声かけを心がけていきましょう。

あと「頑張って全部食べよう!!あと少しだから!!」
というような声かけや介助は利用者に圧迫感を与えるだけでなく、ほぼ虐待だと僕はとらえています。
無理して食事していただくことによって、むせ込みや窒息の危険が発生して、誤嚥性肺炎に繋がる場合もあるからです。

食事や飲み物が、食道を通らずに肺や気管に入ってしまうことを
誤嚥性肺炎と言います。
現場では誤嚥性とだけのみ使われることが多いです。
誤嚥性肺炎の特徴として、

・むせ込みがある

・発熱する
 (寒さを訴えている時はクーリングをしない。熱が上がりきるのを待つ、本人に寒気がないか聞く、体を触って熱いなと感じる )

・息をする時にゼイゼイと音が鳴る
 (喘鳴<ぜいめい>やピュー音などと記録する)

・顔色が赤くなる、青白くなる

・唇や手先、つま先が紫色になる
 (チアノーゼと言います)


・パルスオキシメーターで測定すると90%前半~80%後半である
 ( この数値が出た時は、呼吸器系に異常がある事を示します)

などの状態が現れます。

食事の際にむせ込みがあった利用者は食事のあとも、要観察で上記に書いたような症状が出ていないかを見ていきましょう。

確認の方法としては、利用者のいつもの状態 を1日でも早く把握する事が重要になってきます。
介護の基本は利用者のいつもの状態と違うからバイタル測定をしてみよう。
この対応が基本となってきます。

バイタル測定とは、血圧、脈拍、体温、酸素飽和度( spo2 )をそれぞれの機器を使い測定する事です。
血圧と脈拍は血圧計で測ります。
ただし介護職員が使用できるのはデジタル式の血圧計で、アナログ式やアネロイド式で測定する事は医療行為にあたるので注意が必要です。
日頃から電池が切れたら交換できるように、新しい電池を用意しておきましょう。

体温は電子体温計で測ります。表面体温を測るだけではなく深部体温を必ず測りましょう。主にわきの下に体温計を入れて測ります。

酸素飽和度とは血液の中にどれだけ酸素があるかを測る事で、パルスオキシメーターを使い測ります。
測り方は測定する場所を明るくする。利用者の手が冷たければホットタオルなどで指先を暖めるなどをしないと正確に測れませんので注意しましょう。

このようにバイタル測定をする事で数値的に利用者の状態を知る事ができます。
異常な数値が現れた場合は必ず看護師に連絡・報告・相談をして指示を受けます。
看護師がいない場合は近くにいる同僚や上司と情報を共有しましょう。

・誰が?

・いつ?

・どこで?

・どのように?

・どう対応したか

・今後の指示をいただけますか?
と上記の内容を報告・連絡・相談しましょう。
そしてバイタル測定をしたら、測定した時間、場所、利用者の状態、看護師に報告して受けた指示などを、他の職員が分かるように記録しておきましょう。

どのような数値が異常な数値なのかこれは自学してください。
介護職は自学の精神も大事です。学校の予習復習と同じです。

今回の宿題として
・血圧がどの数値になったら高血圧、低血圧というでしょう?

・頻脈(ひんみゃく)、徐脈(じょみゃく)とはどの数値からでしょう?

・体温測定で高体温、低体温とは一般的にどの数値が出てきたら判断するでしょう?

・酸素飽和度に異常がある数値はどれくらいで、どのような症状が現れるでしょう?

この記事の中に答えが含まれている物もあります。
さぁインターネットを使い検索してみましょう。

今はインターネットで辞書や参考書のように色々な事を調べる事ができます。
仕事中に分からない言葉が出てきて、忙しい中で先輩に聞くことができなかった時などはそのワードをメモしておいてひらがなでも良いので、〇〇とはと検索するとだいたいの事は検索できます。
スマホやPCを使って介護用語を調べる癖をつけておきましょう。

前回の接遇と整容についても同じくですが食事の際の注意と言っても、これだけの事に注意をして言語化して、後輩ができたら教えてあげなくてはいけません。
教え方も分かりやすく、簡単な言葉で、なるべく短い文章でが基本となってきます。

詳細はまた時間がある時に説明をすればいいので、今回の内容を後輩に伝えるならば、
「食事の時は利用者の食事形態が合っているかを確認して提供する事と、はしやスプーンが利用者の使いやすい物が入っているか確認してから、エプロンをつける人にはひと声かけてつけてもらって、ゆっくりお召し上がりくださいと言って食べやすい位置においてあげてください。分からないことが合ったらすぐに聞きに来てください。」
と僕は説明をして、詳細は下膳が終わってから説明すようにすると思います。

まだまだ食事の際に気を付ける事は沢山ありますが今回はここで終了とします。
ご完読ありがとうございました。

 

 

新人介護職員さんへのアドバイス 04

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前回のブログは認知症の利用者の対応について記事でした。
今回は現場での利用者の接遇の一部と整容についてを記事にしたいと思います。

施設介護を行う上で避けて通れないのが、利用者とのコミュニケーションです。
様々なパターンと共に解決法を新人職員さんに読んでいただくことによって解決していけたら幸いです。

利用者との関わりについては毎日の事なので慣れてくると、タメ口で話してしまったり、命令口調になってしまったりと気づいた時には、先輩職員の悪い所が前面に出てしまっている事が多々あります。
あまりにもかしこまってしまっては、利用者にも緊張をさせてしまう事となります。
フランクにさりげなく敬語を使う事によって利用者は大切にされているなどの安心感を持ってくれます。
その安心感が、その後の介助に影響してきます。

なぜタメ口はいけないの?
という疑問も多々聞きます。
なじみの関係にあるのだから、敬語を使う事によって逆に緊張させてしまうのでは?
という意見も僕が内部研修で行った意見でもありました。

基本的な考え方として、利用者は介護保険を利用しながらお金を払って施設に入居して生活をしていただいています。
利用者=お客様
の認識を忘れないようにしましょう。
しかし最近は昔、三波春夫さんの有名な言葉で
「お客様は神様でございます」
という言葉が間違って解釈されている事例が増えてきているのが現状です。
お客様だからと言って、お金を払っているからと言って何を言っても、何を要求しても良いわけではありません。

無理な要求をしてくるお客様の事をカスタマーハラスメントというようにもなってきました。
もうその時点でサービス提供とお客様の図式は崩壊しているわけで、無理にお客様の要求をかなえる必要はないと考えています。
ですが、施設介護においては利用者、そのご家族から無理難題を要求される事は多々あります。
御家族の要求については相談員やケアマネに
「現場でカンファやモニタリングをした所、現状ではできませんが〇〇をしてみる事によって、現状が良くなる可能性もあるのでなるべく意に添うように改善していきます。」
と伝えてもらうのがベストな現場での対応だと思っています。
利用者には現状を説明して、身体的にできる事、できない事を説明して、物理的にもできる事、できない事を説明するのがベストだと思っています。

このコロナ禍で面会制限があり、実際にユニットやフロアにご家族が来られる事も無くなり更に居室まで来られる事もなくなり、だらけてしまっているユニットやフロアがある事も現実です。
ましてや人手不足の中あれをやって欲しい、これをやって欲しいと訴える利用者、ご家族がいて職員のストレスにもなっているのが現実です。
その状況を変える事ができるのは日頃の利用者との信頼関係を築く事、ご家族の信頼を得る事。
そのためには接遇(声掛け、会話)も介護技術の一つと考え取り組んでいく事が必要となってきます。

実際に僕が経験した例として、古い服ばっかり着せている。
と面会の時に怒られてしまった事がありました。

そこでユニットでカンファを行い改善点をみんなで出し合いました。
意見で出たのが、
・毎日業務ばかりに集中してしまっていて利用者の整容などに気を遣えていないのではないか?
この意見がユニットの最大課題になりました。

時間予定をして面会に来ていただくご家族に対しては、面会時間までにトイレ介助を済ませ、髪の毛をといて、服もなるべく新しい物を着ていただき面会してもらう。
ご家族にとっては、以前渡した新しい服を着てるわ、この施設の職員さんは気を使える優しい職員が多いなという印象にも繋がります。
それが施設全体の評価にも繋がっていくので、こういう事を常に意識していく事が大切です。

悪い例として急な面会が入り、服はヨレヨレで食事で汚れたと思われる服を着させられている。髪の毛は寝ぐせだらけで、笑った時に歯も食物残差がついている。
どうなっているんだ?この施設は?おじいさん、おばあさんが苦労していないだろうか?
とご家族は考え施設に対して不信感を抱くことになり、施設全体の評判も落としてしまう事になります。
こういう時にご家族から無理難題を言われる事が非常に多いです。

なので服がヨレヨレで古くなってきた場合は、ご家族に連絡を早めにして持ってきていただく。
なるべく季節にあった服を用意してもらえるようにしていただく。
選択が戻ってきたら先出し先入れを厳守して、同じ服でローテーションしない。
などの意識をもって利用者の生活に関わる事によって、ご家族にも安心していただけるという事を理解してください。

「タンスがいっぱいで新しい服が入りません」
と、言ってくる職員もいますが、ではどうしたらタンスの服を減らす事ができますか?
とロジカルに順序だって説明していきます。
正解は利用者と一緒に時間がある時を見つけて、古い服や着ない服を選んでもらい、家族に連絡してもらい古い服や着ない服を持って帰っていたでき処分する。
その際は、まだ新しい服、着れる服が何着あってこれ以上タンスの中に入らないという事も伝えてもらいましょう。
「また服が古くなってきたり、ヨレヨレになってきたら連絡させていただくのでそれまでは新しい服は持ってきていただいてもタンスに収納できないので、連絡させていただいてからもってきていただいてもよろしいですか?」
と伝えてもらうか、返却する際に使う袋や箱の中に、御家族へと封筒に上記に記した内容をお手紙に書いて入れてお渡しする形も良いと思います。

利用者の整容に関しての記事になってしまいましたが、整容というのは個人の尊厳にも関わってきます。自分の着たい服を着てユニットやフロアに出てきていただく事で活動意欲も湧いてきます。
起床介助の際も、寝ぐせをしっかり取り、目やにもふき取ってかも拭いたり洗っていただいたりと朝の起床時ルーティーンを作り上げていく事によって利用者の生活リズムも出来上がってきます。

整容の記事がほとんどになってしまいましたが、一つの介助を説明するにも約3000文字必要になってしまいます。
こういう事が更にコンパクトに分かりやすく言語化していける事で、介助のエビデンス(根拠)
を求められた時に明確に答える事ができます。

特に特養や老健では看護職から介助に対してのエビテンスを求められれる場面が数多くあります。
その際に説明できないような介助をしていたら叱られたり、介護職員の評価を落とす原因にもなります。
しっかりとエビテンスを意識した介助をしていきましょう
今回はここまでとなります。
ご完読ありがとうございました。

 

新人介護職さんへのアドバイス 03

今回は認知症の利用者のケアの仕方と、認知症とはそもそも何なんだい?
という数多くの新人職員が壁にぶつかる内容をリアルガチで参考署並みに記事にしました。
ここから更に自学をしていって欲しい内容なので、少々堅苦しいですがお付き合いください。

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新人介護職員さんへのアドバイス 02

新人介護職員さんに読んでほしいブログです。
この記事を読むことによって、いち早く先輩職員さんとの人間関係が構築されます。
初めて介護の仕事をされる方、初心者介護職員さんに向けての心の持ち方についてのアドバイスの記事の続編です。
前回は勤務初日の自己紹介の仕方と、先輩あるある3パターンを紹介させていただきました。
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今回は心得のアドバイスになります。
この心得もかなり重要で、利用者に関わらず職員さんとの連携にも関わってきます。
そして接遇という社会マナーも知る事ができればと考えています。

教科書や参考書には載っていない、実際に僕が業務で体験した事を中心に記事にしていこうと思います。

心得として、利用者と接する時は心でビビり、対応は自信をもって行う。

利用者にとっては新人職員もベテラン職員も同じ職員です。
特に認知症ではない利用者は入職前に研修などである程度の知識があると認識されている方もいます。
なので利用者と接する時は、驚かせないように声をかけ、必ず目線を合わせ、ゆっくりと分かりやすい言葉でお話をしてください。
介助にあたる時などは、例としてトイレ介助の場面では
「失礼します。トイレに行かれてから時間がたっていますので、トイレ一緒に行きませんか?」

「失礼します。トイレに行かれてから時間がたっていますので、お食事の前にトイレご一緒させていただいてもよろしいでしょうか?」
など何かをしていただきたい場合は会話の最後に?がくるような質問形式で声掛けを進事が最適です。

利用者に選んでいただく。我々職員の都合で話をするのではなく、まずは質問から入る事を意識してください。
服を選んでいただく場合も、もし選べる状態のある利用者に対しては
「着たい服を一緒に選んでもらっても良いですか?」
など常に利用者の尊厳を尊重する。
選んでいただく介助を僕はしています。

ワンオペで、そのような状態を日中にできない時は、夜勤者さんと連携して翌日の入浴後に着たい服を選んでもらい就寝介助の前に選んでいただき入浴後の服の準備をお願いする事もあります。

簡単に言えば、自分や自分の親、身内がして欲しくない話し方で話さない、介助しない。超基本事項なので胸に刻んでいただきたいです。

職員とのコミュニケーションもお互いに敬意をもって接する。
これも超基本事項なので胸に刻んでください。

職員が利用者のいる前で、利用者であれ職員であれ、誰かの悪口や陰口をしていたとします。
昨今の長野県で起きた31歳の男が起こした殺人事件の動機の一部で話した内容と同じく、自分の悪口を言われていると感じる利用者も確実にいます。
その利用者は被害妄想もあいまって、行動意欲と思考能力、判断能力が落ちて食欲が無くなったり、今までトイレ介助できていたのに急に介護拒否が見られる。
といった事例は数多くあります。

なのでフロアやユニットに入った以上はその利用者の生活空間で仕事をさせてもらっているという謙虚な気持ちを持つ事が必要です。

Twitterで介護の発信をしたりしていると、タイムラインに介護職に対してマイナスイメージを抱かせてしますようなツイートを見ると事例は大変だっただろうけど表現方法をもっとポジティブ変換していこうよと感じる事が多くなりました。

確かに我々介護職支払われる給与は労働の対価より低いのが現状です。
僕も10年以上頑張って、色々な施設に辞めては入りを繰り返しました。
それで悟りを開けた部分もあります。

一番求められているのは、決まった業務内容を抜けがないようにタイムラインに沿って淡々と行い、嫌な事があっても8時間はしっかり現場にいてくれて、休まずにシフト通りに通勤してきてくれる職員が一番評価が高いのです。
なおかつ利用者ともしっかりコミュニケーションが取れて、信頼関係ができていれば間違いなくユニットリーダー、フロアリーダー、介護主任など役職を任されるでしょう。

しかしそういう素敵な職員さんほど事業所のブラックな場面が露骨に出てきた時に、静かにスッと辞めて、他の施設に移って行かれる場面を何度も見てきました。

なので僕からの心得としては全ての人間活動にも言える事ですが、謙虚な姿勢、自分磨きをする姿勢、向上心、ねたまない、ひがまない、ストレス発散方法を見つけて自分の機嫌は自分で取る。
これができないと仕事は継続できません。

仕事というのは、どんなに嫌な事があっても仕事場に基本9時間は時間拘束されて帰れない状況に耐えることを毎日継続させる事だと考えています。

なので求められる能力は辛抱する力をつける事、自分をコントロールする力をつける事など身に付ける能力は他業種とは違い多々あります。

辛い場面があり、その場面に耐えきった後に自分の心身を回復させなければなりません。
そこでストレス解消法を見つける事や、業務に耐える事の出来る体力作りが自分を成長させることのできる課題となってきます。

まずは休まずに通う事、無理をしない事、頼る事( 助けを呼ぶ事)ができるようになる事も必要な能力です。

もし心身のバランスを崩して、うつ病などの精神疾患になった場合、傷病手当をいただきながら復職することもできますが多くは退職奨励をしてきます。
病気になった人の辛さや痛みはその人にしかわかりません。
寄り添うことはできますが同じ現場で仕事をするにあたって最低限の仕事はやってもらわなければ、他の職員に負担をかけ続ける事になります。

例えばぎっくり腰などが良い例です。
動けないのに仕事場に来て、見守りをするだけで椅子にずっと座ったままの人と一緒に仕事をするとしましょう。
1日、2日は我慢できると思います。
3日もすれば、
「どうして私ばっかり動かないといけないの?しっかり治してしっかり仕事ができる状態になってから仕事場に来てくれればいいのに。ワンオペの方がまだ気楽だよ。」
実際に僕が言われた言葉と状況です。

上司に「人がいないから見守りだけでも良いから現場にいて」
この言葉は休んでしっかり腰の状態を治してから仕事に戻りたい僕との気持ちが離れていました。
もし僕が休んだら減算になってしまうから、数合わせの為だけの出勤でした。
自分の意思が強ければ断って、しっかり治療してから仕事に戻ります。
と診断書を提出して休む選択をしていた事でしょう。
しかし同僚職員に上記のセリフを言われるまで休まなかった僕は職場での信用を一気に失いその信用を取り戻すのに2か月以上の期間を要しました。

自分を守るのは自分しかいません。
助けを求める勇気、断る勇気、嫌われる勇気も必要になってきます。

信用を取り戻すための2か月間はとにかく休まずにギックリ腰にならないようにYoutubeで重い利用者の移乗の仕方を何回も見たり、腰痛予防の体操を見て実践して仕事場ではとにかく淡々と仕事をタイムライン通りに終わらせる事を継続しました。

仕事復帰時のユニットの同僚は、冷たい態度や言葉で僕に指示を出したり、聞こえるように「また休んだら困るよね」など言われましたが、自分の課題はとにかく休まずにシフト通り仕事に出て、しっかり業務を終わらせる事だったので、辛い事もありましたが課題を毎日解決していく事で段々と話しかけてきてくれるようになりました。

なので心得としては
謙虚であれ、素直であれ、助けを呼べるようになれ、この3つを胸に刻んでいただきたいです。
今回の記事はこれにて終了です。
ご完読ありがとうございました。
次回は認知症の利用者への対応をテーマにしていきます。


 



新人介護職員さんへのアドバイス 01

新人介護職員さんに読んでほしいブログです。
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初めて介護の仕事をされる方、初心者介護職員さんに向けての心の持ち方についてのアドバイスの記事です。

まぁ明日から初めて施設で仕事をするけど不安しかない( ;∀;)

リラックスして仕事を始める方法はないかしら?

そんな不安に押しつぶされそうな方に、介護職を10年以上経験してきた僕から少しでも不安を取り除けたらいいなとこの記事を書き始めました。

ぱかせコバルトという名でTwitterもやっております。
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まず勤務初日、職場につきました。
という所からスタートしていきましょう。

最初に朝礼や申し送りなどで自己紹介をすることが必ず求められます。
その時点で、どのような人なのかを中堅からベテラン職員さんは把握します。

自己紹介のポイントは
・笑顔を忘れない
これは大切です。大切なのは中身なのよ!って考えは捨ててください。
あなたは今日からこの施設では1番下の見習いとして、しばらくは働くわけです。
ガチガチに緊張して能面のような無表情、相手を威嚇してしまうような目つきは特に印象を低くしてしまいます。
毎日出勤前に鏡をみて微笑みを作る練習をすることをおススメします。
これは職員同士、利用者との接遇にも関わってくる重要事項です。
微笑みを忘れずに自己紹介をする練習をしましょう。
マナー講習では7割から8割咲きの笑顔と説明されます。

・はっきりと自分の名前をフルネームで
声の大きさなどに配慮して聞いてくださる先輩方や上司に、はっきり聞こえるような声を出しフルネームで答えましょう。
同じ苗字の方も見えるかもしれません。
その時は施設では下の名前で呼ばれる事が多いパターンです。
フルネームが最適です。
朝ならば
「おはようございます」といった後に一礼。
11時を過ぎていれば
「こんいちは」といった後に一礼。
時間にあった挨拶をしましょう。
言葉を出した後に一礼をするのがポイントです。
利用者の中には会社や団体などで上位職に就いておられた方も沢山います。
必ず指摘を受けてしまいますので。
挨拶の言葉を出してから一礼という事を忘れないでください。

・セリフの例を何個か紹介します
おはようございます( 一礼 )。
〇〇( フルネーム )と申します。本日からお世話になります。
介護の仕事は初めてですが、1日でも早く独り立ちができるように努力をします。
よろしくお願いします( 一礼 )。

おはようございます( 一礼 )。
〇〇( フルネーム )と申します。
介護の経験は初めてです。
先輩方に教えていただいた事を早く吸収して、皆様のお役に立てるよう努力してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします( 一礼 )。

ポイントはあまり長くならない事、朝礼や申し送りの間は1人いない状態で先輩がユニットやフロアを回してくれています。
1秒でも早く現場に戻っていただけるように配慮しましょう。

この例文を基本に自分でアピールポイントなどを手短に加えても良いでしょう。
ですが、シンプルでさわやかで清潔感がある容姿で、しっかり挨拶をしても面接ではないのでアピールポイントを自慢してしまうと、恐怖のお局様に目を付けられてしまう可能性があります。
手短にさわやかに自己紹介をしましょう。

自己紹介が終わると担当の先輩職員に付いて担当の現場にいきます。
その際にメモ超をすでに出しておき、いつでもメモがとれる状態にしながら現場まで行きましょう。
現場に行きがてら、タイムラインや本日の同行職員の名前を言ってくれたりするのでメモしておくことで同行職員さんの名前を間違えるという失礼を避ける事に加え、初日から名前を呼んでもらえる事で同行職員の教育意欲も湧いてくる効果があります。

現場についたら利用者さんの紹介や、ユニットに何が配置されているかなど詳しい説明をされると思います。
先輩に一言
メモを取らせてもらっても良いですか?
と聞いてから説明を受けると印象も好意的になります。

人の命を預かっている場所なので1日でも早く1人で仕事ができるように、メモを取る姿勢は大切です。
もしメモに書ききれない場合は、隙を見て書き足しておきましょう。
聞き取れなかったり、分からない場合は恥ずかしがらず、ビビらずに
「もう一度お願いします」
と断りを入れて説明を再度受けてください。
ここで分からないまま聞き流してしまうと、分かったフリという状態で仕事をする事になりますので絶対に聞き逃したら再度説明を受けるようにしましょう。

ある程度仕事の内容説明を受けたら実際に動いてもらう事になるのですが、先輩職員のパターンをいくつか例に挙げていきます。
そのパターンにはまるように仕事を進めて行けると緊張も少しはなくなると思うので参考にしてみてください。

・常に同行してくれて、なぜこうするのかを説明しながら仕事をやって見せてくれるパターンの先輩

次回以降は
私見てるからやって見せて下さい」
という事になります。
コツとして全てに当てはまりますがメモを取りながら聞く。
メモを取るポイントはなぜ?というという説目をメモしながら、行動を見ましょう。
メモを取る事に集中しすぎて行動を見逃さないようにしましょう。
全てのパターンに当てはまる事ですが、必ずポイントで「はい」と返事をしましょう。
説明をしっかり聞いてるかを返事で評価されています。

・いきなり「これやってみてください」という先輩のパターン

ほぼ利用者の介助をいきなりさせる事はなく、掃除などの環境整備をしてもらう事になると予想されます。
日頃の生活がもろにでますので、丁寧にやる事を心がけましょう。
どれくらい生活環境を整えられるか、清潔不潔の観念を見られます。
やってもらった後に、
「これはこうすると効率が良いよ」と教えていただけるので、要点をメモしましょう。
効率、速さは後からついてくるのでまずは、一つずつ確実に終わらせる事に集中しましょう。

・利用者とコミュニケーションをとってもらっていいですか?と言われる先輩のパターン

話しやすい利用者の名前と特徴を教えていただけるので、まず目線を合わせ、挨拶をして自己紹介をして、どこから通っているかを話してから敬語でお話をしていきましょう。
コミュニケーション能力を見られているので、聞きたいことなどがあれば一度に沢山の質問をするのではなく、一つずつ質問をしながら傾聴する姿勢を大切にしましょう。
自分が話をする場合は、季節の事柄や当日の天候の事など、その場で理解できるような内容を話すことが無難でしょう。

僕が経験した先輩の教え方のパターンは、だいたいこの3パターンでした。

同行職員が1人の場合は、その職員さんの勤務パターンに合わせて勤務を組んでもらえるのですが、毎日同行者が変わる場合はこの3パターンの教え方になってくるので、要点をおさえて仕事を覚えていきましょう。

職員ごとにやり方が違う場合がありますが、臨機応変にこの職員がいる時はこのやり方でと対応しておけば色々なやり方や考えがあるんだなと知る事ができます。
介護職の業務は多岐にわたりますが、基本は徐々に対応のボキャブラリーというか引き出しを増やしていくという事が要点になるので、一つの意見に凝り固まらずに、まずは教えてもらった通りにやる。
慣れてきたら自分なりにアレンジを加えてみる事(もちろん教育期間が終わった後)も大切です。

一度にまとめると非常に長くなるので、まずここまでにして次回へ続ける事にします。
ご完読ありがとうございました。

 

 

台風に備える

台風被害を最小限に防ぐ際に大切なのは、いざという時に備えるには何が必要か、どういう行動が大切かを常に意識しながら生活をして、避難用具をすぐに持ち出せるようにしておくこと、避難用具の場所を家族を家族と共有する事が命綱になってきます。
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大型台風が沖縄に接近していますね(;'∀')
台風の行方が気になるところです。

 

台風の備えについて今日は考察してみます。

何を備える??

基本的に台風は雨と風による被害があります。

河川の氾濫、高潮による浸水、暴風による家屋の倒壊などです。
夜間の停電に備え懐中電灯。
ヘッドライトもお勧めいたします。
風による頭部への被害を防ぐためのヘルメット。
衣類が濡れて身体の体温を奪われないようにする、合羽やポンチョ。
水道が止まった際の飲み水の確保。
避難所へ行く際の滑りにくい靴。
タオル、手ぬぐいも避難袋に入れておく。
家族の最新のお薬手帳のコピー。
避難所などに避難する場合は、ガスの元栓を閉めて、電気のブレーカーを落としてから向かいましょう。

水道が止まってしまった場合の水洗トイレを流すようにお風呂の残り湯を溜めておくことも重要です。

水洗トイレを流さずにどんどんとトイレットペーパーや排泄物を入れていくと、復旧した際に詰まってしまうリスクが高まります。
1回の排泄で約1ℓくらいでいいのでバケツに入れて勢いよく便器に水を流しいれる事で、排泄物は少しでも下水や浄化槽に流れてくれます。

飲料水の確保ですが、基本的に500mlのペットボトルを家族の人数×1日4本を3日分用意できることが望ましいです。
糖尿病などの持病がある方は、飴や氷砂糖も一緒に準備しておくこともお勧めします。

食料に関しては、まずゼリータイプの飲料ウィダーインゼリーなどを多めに用意しておくことをお勧めいたします。
被災直前などは身体や神経のストレスから食欲低下してしまうことが予想されます。
その際に気軽に栄養を取れるゼリーなどがお勧めさせていただく理由です。

在宅介護をされている方、特に電気式の酸素吸入器、喀痰吸引器などを使用されているご家庭には家庭用ポータブル電源などの用意もしておくと良いでしょう。
おしりふきなども多めに用意しておきましょう。
トイレットペーパーの確保と同時に、介護される人のおむつや尿取りパッドなどの確保をしておくと良いです。

我が家は家族4人暮らしなので、18ロール入りのトイレットペーパーが残り2袋になった時点で6袋になるように補充購入をします。

後は屋根が吹き飛ばされた等の家屋損傷被害にあった場合は、家にとどまる事は大変危険です。
自治体の避難所に避難しましょう。

自治体の避難所に避難される場合は、持病の薬、お薬手帳なども忘れずに持っていきましょう。

色々書かせていただきましたが、大切なのはいざという時に備えるには何が必要か、どういう行動が大切かを常に意識しながら生活をして、避難用具をすぐに持ち出せるようにしておくこと、避難用具の場所を家族を家族と共有する事が命綱になってきます。

また避難所などでは、他の世帯との共同生活でストレスもたまるかと思います。
なので無理をせず、疲れたなと思ったら躊躇なく寝る、座るなど体を休ませてあげてください。

今回は簡易的な、台風の備えの記事になりましたが、地震の際の備えも記事にします。
日頃から防災に備え行動していきましょう。

ご完読ありがとうございました。