写経の勧め

僕は趣味のひとつとして万年筆で写経を行っています。
元々は普段使わない万年筆を毎日使いたいと思ったのと同時に、
もう辞めてしまいましたが製造業への転職が決まり、集中力をかなり要する仕事だと教わった為、集中力の養成を行うために写経を始めました。

用意するのは万年筆。

筆記用具はどれでも問いませんが自分の愛着のある筆記具が良いです。
後はノート。A5でもA4でも構いません自分の好きなノートで良いです。
万年筆で写経を行う場合はインクの裏移りも考慮しなくてはいけないので、裏移りしないようなノートを選ぶ事も重要です。

僕の今の写経ノートは裏移りが激しくとても雑念がわいてくるのですが、これも修行のひとつだと考えて裏移りするのノートで写経をしております。

後は見本ですが僕は色々ググって調べて万年筆で写経するのに書きやすく見やすい見本を探しました。
検索ワードは
「写経 硬筆 見本」
で探しました。

色々書きやすい見本があるので、沢山見て自分に合った見本を見つけてください。
このブログではあえておススメを掲載するのを控えます。

では写経に移っていきます。

1.写経する場所を綺麗に拭いて清める

2.口をゆすいで手を洗い自らを清める

3.ノートと見本を書きやすい見やすい場所に置く

4.合掌する

5.心を込めて写経する

般若心経の写経は初めは30分超えるか超えないかの時間です。
慣れてくるにしたがって字を覚えたり般若心経を覚えたりするので段々と早くなっていきます。
ですが早く書けば良いというものではありません。
心を込めて自分のペースで写経をする。
というのが基本なので、その基本を忘れないようにします。

僕はYou tubeの般若心経を唱える動画を聴きながら写経を行っています。
そうすればだいたいの写経をしていた時間も分かります。
今日は早く終わったなと思えば集中力が冴えてるなと感じます。
ちょっと時間がかかったなと思えば疲れてるのかな?
と自分の身体の調子や精神面の調子を知ることが出来ます。

コツは呼吸を整えながら一文字ずつ丁寧に書き写していきます。
雑念が入り込んできてもそのまま受け流し引き続き写経を継続します。
字を間違えてしまった時は間違った字に二本線を引きその下に正しい字を書いていきます。
その間違えた字も自分の状態を知るバロメーターになります。

写経を終えたら本来ならば一度読経するのがお勧めですが時間がかかるので、筆記具を写経した紙を汚さない場所に置きます。
そして合掌をします。

心の中で
「ありがとうございます」
と唱えます。

今日も無事に写経が終わった事を感謝します。
万年筆で写経をされる方はインクが乾くまで3分ほど待ってからノートを閉じるとインクが隣のページに写らないのでお勧めです。
僕は最初はすぐにノートを閉じてしまっていたので隣のページを汚してしまったりしていました。

汚れたページで写経をすると何だかテンションが下がるので、やっぱり綺麗なページで写経が出来る様に心配りをしておきたいものです。

写経を行う時間は基本的にいつでも構いません。

僕は朝早起きして時間があるなと思った時にやったり、日中何もやる事がないなぁと思った時にやったり、寝る前にやっと時間が出来たと思ってやったりとやる時間は何時でも構いません。

写経をすると心が清められます。
写経をすると集中力の鍛錬になります。
写経をすると字が上手に書けるようになります。
写経をするとその他たくさん良いことが起こります。

是非皆さんも写経をやってみませんか?
ご完読ありがとうございます。

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