集中力アップ!!万年筆で写経をしよう!! ノート選びと再び万年筆編

はかせコバルト

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今回は万年筆で写経するにあたってノート選びも継続するにあたって重要な事になるので、万年筆の性質やノートの特徴を交えながら書いていきます。

万年筆で写経をするにあたって一番重要なノート選びのポイントは裏移りしにくいノートを選ぶことです。
万年筆のインクは水性に近く、紙がインクを吸収する量が多いので、必ず文房具店で裏移りしにくいノートを教えてもらって購入するか、今から説明するノートの性質を知ったうえで、これから紹介させていただくノートを画像をクリックしてお買い上げいただくことが大切になります。

 僕が現在、万年筆で写経をしているノートは上の無印良品から発売されている
<裏移りしにくいノート>です。
とても分かりやすいですね(*'▽')
ホームセンターなどで5冊セットの聞いた事もないようなメーカーのノートを買って失敗した経験があるので少し値が張っても、書いていてストレスにならないノート選びをする事が継続できる唯一の方法です。

裏移りしてしまうと次の写経の時にノートの罫線がはっきり見えないばかりか、自分がどのような字を書いているのかさえ分からなくなってしまい非常に神経をすり減らします。

僕が万年筆で書経をする理由は、
・集中力を上げるため
・字の練習
・精神統一
の3つをポイントにしています。

なのですが、裏移りするノートを使うと本来写経で一文字ずつ丁寧に心を込めて書くという理念が薄くなってしまうのです。
裏移りしている上に文字を乗せるのですから自分がしっかり字のバランスを取って書けているか、止め、はらい、はねなどがしっかりできているか普段以上に気を使わねばなりませんでした。

だったら一枚ずつ書いて行けばいいじゃんと思っていたのですが、やはり環境問題の事を考えると紙一枚も無駄にしない写経の精神が崩れてしまうので、その一冊のノートは自分への今後の注意喚起として両面無駄にしないように書き続ける事にしました。

和紙に筆で写経する場合は裏移りしてしまう可能性も高く、本格的な筆で行う写経はしきたりが沢山あるので、僕が万年筆で写経を行う時は気軽に最低限のしきたりの中で行える事を想定しているので、やはりノートは裏移りのしにくいノートを一枚両面に無駄なく書いていく気持ちをもって書いて行く事が最低条件になります。

写経のしきたりなどは宗派によって違ったりしますが、統一されている事項として、
・始める前にうがい・手洗いをして身を清める。
・ノートを置く机を綺麗に拭いて行う。
・換気などををして新鮮な空気の空間で行う
・書き始めたら間違えたら二本線で字を消してその下に改めて書き直す
 間違えた行全体を二本線で消して改行する。
大きく4つのポイントがあります。
間違えたからと言って写経の途中で紙を変える事は般若心経というお経に対して無礼をはたらく事になると心得てください。

一文字ずつ心を込めて丁寧に書き見本に忠実に書く。
基本はまずこの一つです。

そして出来れば般若心経を心で唱えながら続ける事により、段々と難しかった字の書き取りが上手に出来る様になったり、字の大きさの調節も出来る様になってきます。

 まずは初めはこのノートを使い切ってから、ホームセンターや文房具店にいって自分好みのノートを見つけ出すのも良いと思います。

僕が次に使おうと思っているノートはキャンパスノートのA罫線のB5サイズの100枚の商品を購入しようと思っています。
100枚終わらせるのに毎日続けて万年筆で写経をして200日。
1年の大半を使って一冊の写経帳が出来るわけです。
その200ページの写経を書いたノートをヒラヒラとめくって達成感を味わいたいのが一番の目的です。

またもやノートのこだわりを多く書き過ぎてしまいました(;'∀')
うんちくが言いたくてたまらないのでご容赦ください。

写経の見本は、写経 般若心経 見本 と検索してくれれば沢山の見本が宗派ごとに出ています。
僕は万年筆での写経なので硬筆で書かれた自分の好みの書体の見本を何個も見比べて今の見本にしています。
100均など売っているA4のソフトカバーに入れる事により綺麗に保存することが出来るので見本は丁寧にあつかっていただきたいです。

それでは万年筆で写経をして、日頃のストレスを穏やかに取る方法を2回に分けて書かせていただきました。
本来の写経とは違う、このブログを読んでいただいた皆さんがこだわりの文具で写経を気軽に行える事を願い今回のシリーズを閉じたいと思います。
ご完読ありがとうございました。